4月のこと。

土曜は穏やかに晴れて、恋人と隣り駅まで散歩した。

彼は「どれが一番シュールか」を基準に、

嬉しそうに子供用の靴下を選んでいる。

わたしはこの人を、好きだなぁ、と思う。

 

平日は人事の仕事が忙しい。毎日残業している。

4月だからな、仕方がない。

体調もいい時期なので助かったな。

 

32歳くらいの時社会的に偉いだろう人に、

結婚、子供、正社員、貯金、何もないなんて年齢に対し持ってるアイテムがなさすぎる、お前クレイジーだろ、と言われたことがある。

失礼な話だ、

心配しなくても私は、これまでもずっとこれからも、

心優しきクレイジー・ロックンロール・スターであるというのに。

https://www.youtube.com/watch?v=v1DQMe6W6tU