あれれ。

わたしはひどく鈍感だな。

知ってはいたけど。

あぁ、そういうことか。

流れに、乗ればいいのかな。

ポーっとして気を利かせば。

うふふと、笑えば。

 

お、こんな時間だ。

絵を描いていて、仕上がって、まだアドレナリンが出てたので、

独り隣のバーに行く。う~ん、なかなか居心地がいいのです。

2時半にいったけど、2時間もいたなぁ、1900円、申し訳なかったかな。

ボジョレー飲んだぜ~

 

昨日おとといはさくら水産、ひとりでと、同じ穴の狢でと。、

さくら水産にお似合いの不毛な話、

「あの夕日のむこうにいける、とお前はおもう。」

「嫌ちがう。あの夕日のむこうにいけるんだろうか、だ。こたえは否だ。」

と、応える。

 

そうそう、そろそろ1つ歳をとるのです。みんなお祝いしてくれて、

大人になれと、助言をしてくれるのです。

そう水溜りで死なないようにと。

うまくやれと。楽になると。

 

かわいい錘はぶれちゃって計れない。

わたしもね、うまくやるの。バランスとってね。うまくやってる。

このはなしはきらい?

 

君は少し、悲しそうな顔をする。

 

してる。

色気についてやりとりしてて思い出したんですけど・・・

 

何年か前にとっても可愛い男性がね、私の編集だったんだけれども、

その子が全て捧げてフラれた女の話をね、渋谷のこじゃれたカフェバーでね、ワンピースに崩れた夜会巻きで変なトロピカルカクテル飲んでるあたしにね、延々するわけなんですよ。

にきびもかわいい大判のおしゃれストールを小粋に巻いた眼鏡男子がね、フェロモン振りまきながら延々と、手前がこっぴどくフラれた女の話をね・・・。

打ちひしがれながら延々と。その女が全てだったと。

 

だからアンタは色気がないのよ!

 

言っちゃったね~悪かったなぁ、傷口に塩をすりこんじゃったね~悪かったなぁ。そらそう言われるわな、目の前にいい女据えてその話はないよな。

今にも手を合わせそうな顔してさ、ほらよく前みろ、

菩薩でも墓でもないだろ?

ワンピースに崩れた夜会巻きで変なトロピカルカクテル飲んでるあたし。

 

反省?してますよ、悪かったよ。

 

日曜日。

いい日だねぇ、天気がよくて。

ニット帽とスティビーワンダーがいいな、冬にあう。

昼間のスーパーは居心地悪いな。

コンビニで杏子姉さんのタイムリミットかかってた。

 

リッキーに会いたいなぁ。相変わらず男前だろうか。

「おい、元気か俺だ、バンコランだ。」

1819385769_2バンコランだ。
いまは呼び出したりできないなぁ、元気かなぁ。

 

可愛くなった日。

美容室に行った。

おまかせコースで、担当のお姉ちゃんはえいくらななとYUKIを足したような、とっても可愛い25歳。

なりたい髪型などわからないのでうだうだしていると、

「じゃぁこれだけはヤダ!を教えてください!」

「・・・きたない感じは嫌です。」

そりゃそうだと苦笑いされる。

 

3年も恋人がいないというお姉ちゃん。

「あなたほど可愛い娘が?!」と3回絶叫。

「元彼とは今でも会ったりするんですけど~いい友達です。」

「・・・んなわけないだろう。下心があるだろう、そいつ変態?」

「でも2人であったりしないですよ。」

「でもでもじゃないよ、そいつは誘われて馬鹿面ひっさげて会いにくるんだろう?」

「なんかグサグサきますね~いや本当に友達なんです。。。あ、でもこないだ友達交えて3人で飲みに行ったんですけど、帰りに2人になっちゃって、帰り道にキスされましたけど。」

「・・・そりゃ礼儀正しい男だな。」

ほ~らほ~らほ~らみてみろ!んなわけないんだよ!友達とキスするかってんだ。

「でもあたしはほんとになんとも思ってないんですっ!」

貴女はなんとも思ってない奴にキスさせるような汚い女性には見えませんよ。

「・・・でも彼女いるんです。」

あぁ、その感じね。

 

コメントすべきは物語につきあった上、シチュエーションまで用意する気の利いた友達だな。

大事にしたほうがいい。いつの日か救ってくれるだろう。

 

私の髪型の仕上がりはっていうと、こりゃなんともドーリーでキュートだ。

彼女をわたしの「可愛い」担当に任命する。

 

お姉ちゃんのアレ。

姉がよく弾いてたドビュッシーが聴きたいなぁ。

今度単身赴任先から帰ったら弾いてもらおう。

アレは美しい曲だった。

土曜の午後と、夜の7時と。

 

電話したのに通じないな、あいつエリートだけどアル中だしな、

どこかで飲んだくれてるかな。

http://www.youtube.com/watch?v=s8bBJF44wYA

 

 

残業でい。

昨日3時間遅刻したから、

今日2時間残業した。

やべぇ、あたしって仕事早ぇ~

 

若い彼が、ふざけたあたしをまじめと言った。

やるね、若いの。

 

大事なものなら、そばにいなきゃダメ。

チケットを、もっているんだろう?

哀願するんだ、そう捕らえてもらえるといいね、

鎖じゃなくて、棘のない花のつる。

 

その筋からの情報によると。

俺の様に芝居がかった男はもう時代遅れでモテないし、

お前のその「いい女」って体も古い。

 

いやまてまて、お前にはそれ以前に箇条書きできるモテない要素があるだろう。

 

パラレルワールド、恵比寿ビール、らくだのタバコ、ロックンロール、

虎の子、奴さん・・・。

「いい女」って好きなんだけど、なんか、広いでしょ、言葉の許容が・・・。

どうやら古いらしいですよ、その体は。

いまは幾つになっても「可愛い女子」なんですってよ奥さん。

30代可愛い女子モテワンピで小悪魔デート・・・フガフガ。

いろんな意味で「いい女」が捨てきれない「女の子」を隠してこぼして活きるのがエロスでありト・キ・メ・キでしょ~が~

だのに少女マンガ界はエロ街道まっしぐら。

 

おーい。

真夜中に鳴った電話と、

3年半ぶりの寝坊と、

重たいマーチン、

明るい映画、

そろそろ堪える網タイツ。