美魔女への道。

個展の時から疲れが肌にきていた。

やばいわ~と思いながらも高級化粧品など買えやしないし神様なぞいやしないから、ひたすら自分の治癒力を信じた。

お前はやれる、やれる子だと。

 

 

いや~信じるもんじゃないね、自分なんてね。

悪化一方で毛立ちますわ。

 

パーティーのとき姉が「美魔女がテレビで言ってた美容法がいいよ~」と教えてくれたが、美魔女って誰だよヶヶヶと無視していたのを思い出す。コレじゃ美魔女どころか美でもなけりゃ女でもないしもはや「魔」であるな、ヶヶヶ・・・とか考えながら。

まぁなにぶんお金がかからないというので試してみる。手順は相当省いたが。

と、あれまぁこれ枯れ木が蘇るごとく化粧水吸いますわな。

 

なんとか魔は取り払われた。

行く手にホラ、今にも見失っては消え入りそうな女という光が一筋。