日曜日。

いい日だねぇ、天気がよくて。

ニット帽とスティビーワンダーがいいな、冬にあう。

昼間のスーパーは居心地悪いな。

コンビニで杏子姉さんのタイムリミットかかってた。

 

リッキーに会いたいなぁ。相変わらず男前だろうか。

「おい、元気か俺だ、バンコランだ。」

1819385769_2バンコランだ。
いまは呼び出したりできないなぁ、元気かなぁ。

 

可愛くなった日。

美容室に行った。

おまかせコースで、担当のお姉ちゃんはえいくらななとYUKIを足したような、とっても可愛い25歳。

なりたい髪型などわからないのでうだうだしていると、

「じゃぁこれだけはヤダ!を教えてください!」

「・・・きたない感じは嫌です。」

そりゃそうだと苦笑いされる。

 

3年も恋人がいないというお姉ちゃん。

「あなたほど可愛い娘が?!」と3回絶叫。

「元彼とは今でも会ったりするんですけど~いい友達です。」

「・・・んなわけないだろう。下心があるだろう、そいつ変態?」

「でも2人であったりしないですよ。」

「でもでもじゃないよ、そいつは誘われて馬鹿面ひっさげて会いにくるんだろう?」

「なんかグサグサきますね~いや本当に友達なんです。。。あ、でもこないだ友達交えて3人で飲みに行ったんですけど、帰りに2人になっちゃって、帰り道にキスされましたけど。」

「・・・そりゃ礼儀正しい男だな。」

ほ~らほ~らほ~らみてみろ!んなわけないんだよ!友達とキスするかってんだ。

「でもあたしはほんとになんとも思ってないんですっ!」

貴女はなんとも思ってない奴にキスさせるような汚い女性には見えませんよ。

「・・・でも彼女いるんです。」

あぁ、その感じね。

 

コメントすべきは物語につきあった上、シチュエーションまで用意する気の利いた友達だな。

大事にしたほうがいい。いつの日か救ってくれるだろう。

 

私の髪型の仕上がりはっていうと、こりゃなんともドーリーでキュートだ。

彼女をわたしの「可愛い」担当に任命する。

 

お姉ちゃんのアレ。

姉がよく弾いてたドビュッシーが聴きたいなぁ。

今度単身赴任先から帰ったら弾いてもらおう。

アレは美しい曲だった。

土曜の午後と、夜の7時と。

 

電話したのに通じないな、あいつエリートだけどアル中だしな、

どこかで飲んだくれてるかな。

http://www.youtube.com/watch?v=s8bBJF44wYA